東西の歴史を巡る旅をしてきた
ふと30年前の記憶を辿った
その時ブラウン管はたくさんの喜びに沸く人々を映していた
歴史を見て来たブランデンベルグゲートの側のカフェには多種多様な
国籍の人々が今が自由な時代だってことさえ気づいていないかのように
騒いでいる
壁の落書きは「俺たちの叫びにに気づいてくれ」っていう
旧東ドイツの哀しみ
統一と分裂を繰り返す世界
そんな中でも僕らが心配するのは自分か自分の身内のことだけ
東ベルリンと西ベルリン
2019年の日本に住む人には分からない感情が溢れる街
いつか本当に歴史が語れる人になりたいような
なりたくないような そんな感情